王昭君

雲肌麻紙に岩絵の具 150号(240×190cm)
  2010 年 日展

 

                     


 匈奴の担ぐ輿に乗り、長安の都を離れて、北へ北へと向かう王昭君です。王昭君は、漢の元帝の時代の宮女で、心ならずも匈奴の王に嫁いだ女性です。初めに婚姻した王が死んだ後、その息子に嫁がされるという、漢民族の倫理観からは考えられない人生を送ったため、古来、悲劇の女性として描かれてきました。
その悲劇の中にあっても、自らの人生と凛と向き合う王翔君を想い、いつか絵にしたいと思っていました。

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