故宮冬日
雲肌麻紙に岩絵の具  30号  2008年
日春展
 

 前年の冬、北京を訪れ、紫禁城を取材しました。春に家族で訪れた時は、その壮大さと力強さに圧倒されましたが、冬に一人で訪れた紫禁城は、印象が違っていました。長く住む人の絶えた後宮は冷たく静まり返り、壮麗な建築群も巨大な廃墟のように寂寞として見えました。数日間写生をしながら城内を歩き回り、最後の日に写したものを絵にしました。

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