玄黄
雲肌麻紙に岩絵の具 30号 2007年
日春展
一月、家近くの牡丹園に寒牡丹を写生に行くと、霜囲いの中に、黄牡丹が咲いていました。春に見た黄牡丹は、花芯の周りに紅を差した、燃えるような強い色彩の華でしたが、冬に見るそれは色薄く、花弁は透き通るようで、幽玄な趣でした。
画題の「玄黄」は、本来「天地」を表わす言葉ですが、大地の黄色を牡丹に、天の漆黒を葉に託して描きました。
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